5611編成改造工事の前後比較レポート その2、3 車内編
昨日車外の変化についてまとめた5611編成ですが、今日は車内について触れていきたいと思います。
まずは箇条書きです。
2.車内(乗務員室内)
・運転台回りの複数の小変化
・機器の増設
・戸閉切替SWが消滅
これ以外にも多くの変化がみられたので各箇所近いところとまとめて書いていきます。
・運転台回りの複数の小変化
変化と共に取り扱いが変わっていた箇所もある運転台回りです。
右側からまず今までつまみスイッチを封印していたアクリルケースが外され代わりに金属の開閉式の蓋が取り付けられ、操作が可能な状態になっていました。
そして今回最大の変更点として運転士確認スイッチが姿を消して検知バイパススイッチというものに変わりました。これは運転士が各駅の発着時に操作していたもので、湘南モノレール特有?のものでした。しかし新しいスイッチにはカバーがかかり駅発着時の操作もなくなりました。
また無線機も従来のものとは違うものに更新されました。
・機器の増設
両先頭車共に今回の改造で新しい機器が増えました。まずATS箱の上に名称不明の機器が従来の機器箱の上に少し小さな機器箱が増設されました。
これに伴って車内から遮光カーテンを閉めているときの前面展望はほぼ不可能となりました。
また何か変更があったのか、運行状況記録装置にも青いシールが貼られています。
・戸閉切替SWが消滅
運転台同様小変化がいくつかあった運転台横です。
最大の変更点として戸閉切替スイッチが姿を消しました。代わりに2つのランプに変わりました。駅停車中はおそらくライト下に付いたセンサーと連動して緑のホーム検知のランプがついてると思います。赤い方はまだついてるとこは確認できてません。
もう一つの変更点として車内通報器が指令にも繋がるようになったからか通報器の受話器が無線機と少し似た新しいものに更新されました。今までと違いどの号車からなのかなどはわからなそうです。
3.車内(客室内)
・車内通報器の更新
・仕切り部の窓が潰れる
車内は今のところこのくらいしか変化点は見つかってません。
・車内通報器の更新
車内の変化点はこれだけのようで通報器自体の配置はあまり変わってませんがスピーカーと思われるところが小さくなりもう一つ格子状のものが増え、SOSと大きく表記され視認性が増し3か国語対応の説明書きとなり外国人利用者へも配慮がされました。また各号車の番号が振られてます。
またどうやら乗務員が対応できないときは指令室へ繋がる仕様に変更されたようです。
どのようくらいで指令が代わりに出るかなどは不明です。
・仕切り部の窓が潰れる
ほかと比べては小さなことにも感じますが、かぶりつきをしたいオタクには最大?の悲報です。機器箱の増設により遮光カーテンが下りているときは両先頭車共に前面展望が楽しめなくなりました、、
以上で改造工事を終えた5611編成の比較レポートを終えます。
出場から時間がかかり申し訳ございません。
しかしこのような改造をおそらく順次全編成にしていく予定のように感じますが、湘南モノレールはこの先にどんなことを考えているんですかね???
今後のモノに注目です!