湘南モノレール5611編成 改造工事後の初運用入りと10年ぶり?の出来事
4/6より改造工事のために車庫の建屋2番線に入場していた5611編成(黒)は5/11.12の深夜に試運転を行い14日に初の運用入りを果たしました。夕方の出庫からの登板で数時間のみの運用でしたが車内の変化など車庫の下からでは確認できなかったものも色々と確認できたのでこれはまとまり次第ご紹介します。
さてこの初運用入りですが本来夕方に出庫した列車は終車間際の23時台に車庫に帰ってくるのですが、この日の黒は夕方に出て通称1Sと呼ばれる大船20:45発湘南深沢行で一足早く入庫しました。
実はこの夕方に出庫して21時前に入庫させるために行われたことこそが今回のタイトルにもある約10年ぶりとも言われている出来事です。
この日5611編成は、9運行として1609Sレで出庫し深沢から江の島へ向かいました。本来では折り返し大船行きとなりますがこの日は深沢行として折り返しました。
さっき出てきてもう帰るの?
そう思われた方いると思います、、実はそうじゃないんです。
深沢に到着したは1608Sレは大船から来た対向の1701レと本来ならここで行き違いをして大船へ向かうところですが、今日はまた江の島へと折り返して行きます。列車番号は深沢で交換をした1運行の1701レとして運行をしています。これ実は普段の運用で言うと3段落ちになります。
この現象は通称「上下振替」と呼ばれるもので、行われるのは3.11関連で行った減便以来実に10年ぶりとの噂です。この貴重な出来事をタイムラプスで記録してみました。
貴重な上下振替をホームからもご覧ください!!
— 湘南メトロ (@Shomo5607) 2020年5月14日
車交の時のように乗務員さん達は大慌てで交代をして折り返して行きます
深沢止などでは放送はテープが流れますが、今回は適当な物がないのか肉声の方法が指令か駅から行われていました。
次はいつ見れますかね…?#湘南モノレール pic.twitter.com/js2iyomILx
普段見ることのできない上下の深沢折り返し。ぜひお楽しみください!
次回あたりに5611編成の改造前後の比較投稿ができればなと思います。よろしくお願いします。