大構2の下で

湘南モノレールを追うなにか

次々と起こる変化

先週末。富士見町と深沢にとあるものが取り付けられた。

それがこちら…

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「ミラー」だ。

 

今のところ富士見町の下りホームと深沢の2番線江の島方に付けられている。

ホームから見る限りまだ保護フィルムがついたままで角度も調整が必要な状態に感じた。

 

 

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ちなみに深沢の1番線は点字ブロックの一部を削り、これから付けますの状態になっていた。

 

今回のミラー設置といい春から順次行われている車両改造といい今後なにか大きな変化を迎える予兆に感じることがちらほら…

 

車両も駅設備もこれからの変化に更なる注目が必要そうだ。

 

 

姉妹提携からもうじき2年

湘南モノレールは2018年にドイツの元祖懸垂式であるヴッパータール空中鉄道との姉妹提携を結んでいる。

その姉妹提携からもうじき2年の今江の島にとあるものが設置された。

 

それがこれ‥

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姉妹提携締結時にいただいたモノだそう。

それがなぜ2年たったこのタイミングで展示?って気もするが…

 

プレートの内容は相手のヴッパーの説明や歴史について、現在の写真そして122年前のカットレールが入っている。

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このカットレールがとても興味深いもので、普通の鉄道用レールのように見える。

ヴッパーはランゲン式という方式で日本で言う上野動物園の上野式に近い走行システムを採用している。

車輪も鉄輪のようで、片持ちだからかレールは極端に片方がすり減っていて若干左に傾いているようにも見える。

このレールが1898年からどのくらい使われていたのか。どのくらいすり減ると危険なのか、交換になるのか。など色々と疑問も浮かんだり、、

 

 

ちなみに2年前の姉妹提携締結直後には盛大な出発式と共に青がHMや側面ラッピングを施した姉妹提携号として運行されたり、記念硬券の発売など盛り上がりを見せた。

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50周年で盛り上がる今。色々とやりにくい中ですがグッズ販売やスタンプラリーが開催されたことを皮切りにまた少しずつ戻ってほしい。

いい買い物。

先日某リサイクル店にてこんなものを見つけ思わず衝動買い、、f:id:Shomo5607:20200722222944j:plainf:id:Shomo5607:20200722223242j:plain

箱から出しただけの中身は新品でおよそ300円。

これがいつのものか調べたところどうやら2004年に発売されたものでした。

 

いざ開けて組み立てる。

 

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橋脚1本に外リブ式の桁。そして台車付きの500形1両。どれもかなりリアルに作られてる。

 

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車両単品と全体を真正面から。

車両は車庫に保存されている551(多分たまたま)できちんと台車を付けている。

ちなみにこの台車どう見ても500とおなじKMT-5形という台車に見える。

そしてなんとこの模型は台車を桁の中に通してきちんと懸垂式になるようになっている。

一応軽く指で押すと走行してるような雰囲気まで味わえる。

そして他にも橋脚根元の警告色や頭上注意のポスターまで再現されている。

 

しかし16年も前にここまでリアルなのが出てるのはスゴすぎるような、、

この前300の模型を作った人が雑誌に載っているのを見かけた。

50周年という節目、これを機に5000も模型化…なんて湘モノさんどうでしょう??笑

 

そういえば今回初めてスマホで書き込んでるんですけどパソコン版と見た時と違いはあるんですかね、??

また近々投稿したいと思います。ではまた!

湘南モノレール5601編成 改造工事完了

5/13から黒に引き続き改造工事のために車庫の建屋2番線に入場していた赤ですが、5/19.20の終車後に試運転を行い21日より運用入りを果たしました。

1本目の黒とは違い初日からフルで運用に入り、次の日も元気に朝から夜まで走っている姿を見れました。

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改造後の運用初日、入庫していく赤

運用入り初日改造箇所で黒との違いはあるのかと思い、夜に軽く観察しに行きました。

まさかの初日から20時台の入庫にあたっていたためじっくり見ることができませんでした。

後日細かく見ようとは思いますが、軽く見た限りでは黒と変わらないように感じました。

 

まずは外見から

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新しい非常扉がピカピカで目立つ

黒同様ライトの下にセンサー、外にノブとカギ穴が付いた新しい非常扉が取り付けられました。

16年目の車体と新品の非常扉は年の差がありすぎて写真でもわかるぐらいの色の違いが発生しています。
多分黒と変わらずですが、検査表記のところは見忘れたので5600Gになったかと重くなったかは未確認です。

5611編成改造工事の前後比較レポート その1外見編 - 大構2の下で(詳細はこちら)

 

次に車内

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黒同様に無線機と車内通報器の受話器の更新、運転士確認がバイパススイッチに変更、ドアつまみの封印解除、機器の増設、戸閉切替の消滅などが見られました。

戸閉切替SWが消えワイパーのスイッチは上についているので、新設のホーム検知と検知バイパスのランプの部分は黒と違いスペースにゆとりができたようにも見えます。

5611編成改造工事の前後比較レポート その2、3 車内編 - 大構2の下で

 

出場直前にトラブルがあったのか試運転の日程が一日ズレましたが、無事出てきました。

また直後に入れ替わりですぐにピンク(桃)こと5613が同じく建屋2番に入場しました。

湘南モノレール 団体乗車券

こんばんは

最近、個人的にハマっているものの一つに切符集めがあります。
そこで今回はあまりネットにも出ていない?湘南モノレールの団券を紹介しようと思います。
湘南モノレールでは大船駅の出札口にて様々な切符が発券できます。
特別補充券や補充回数券はよく見かけますが、団体乗車券はあまり見かけない印象です。
モノでは昨年2月に団券の適用人数が25人以上から8人以上に変更され割引率も変更となりました。

www.shonan-monorail.co.jp


その時に大船の出札の方に団券を売っていただけるか伺ったところ、申込書の記入をすれば売っていただけるとのことで発券していただきました。
実際に使用するともちろん回収となります。

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この時に出していただいたもの。

この団券いつからのものかは不明ですが、昭和表記のものです。スタンプで平成に訂正してあります。

内容としては大人1人と子供7人の8人で区間は大船~町屋でお願いしました。

本来団体名は指定がない場合など基本申込者の氏名を記入するそうです。この時は書けたらお願いしますと「湘メト号」とお願いしたところ氏名と合わせて書いていただけました。

また実際に使用しないということを条件に本来団体乗車の扱いを行っていない時間の列車である2001Sレで発券していただけました。

表裏ともにかつては連絡運輸を行っていた関連なのか急行やグリーン、寝台といった表記もあります。

https://twitter.com/Shomo5607/status/1102541962941390858?s=20

 

また今年の3月には開業50周年を無事に迎え、その当日にお祝いの意味も込めて2度目の発券をしていただきました。

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50周年記念に発券していただいたもの。

めでたく50周年を迎えた2020年3月7日。この日は記念切符の発売もされました。

この団券の内容は、大人1人と子供7人の8人で区間は50年前の1970年に開業した大船~西鎌倉間、列車は50周年1本目(大船発江の島行き)の列車として501レで発券していただきました。

3冊ほど前回より進んだようで元号も平成から令和に変わっていました。この時の訂正のスタンプは黒で押されています。

https://twitter.com/Shomo5607/status/1236295937405796357?s=20

 

過去2回と発券していただいている団券ですが、1000円かからずに出せるというのはなかなか珍しいのではないでしょうか?

またこういった乗車券の趣味発券はご厚意でやっていただいているものです。特に団券はかなり時間のかかるものなので行けば必ず発券できるものではないはずです。窓口が空いているときにお願いすると発券していただけるかもしれません。

 

 

投稿ペースがあいまいですが、こんな感じで切符関連のものはちょくちょく出すかもしれません。

湘南モノレール コロナによる臨時ダイヤ終了。

湘南モノレールでは4/18~5/6までの約1か月の1か月の間、コロナの影響による緊急事態宣言や乗客の減少で臨時の減便ダイヤで運行されていました。

この臨時ダイヤ最大の目玉?となったのが日中の深沢行の誕生です。

現行の通常ダイヤにて深沢行は毎日終車前の時間帯に江の島発のものが数本、そして土休日ダイヤの21時前に上下1本ずつ走っていました。

しかしこのダイヤは平日は朝と夜に4本、土休日は朝に2本の深沢行が運行されました。

今回はこの臨時ダイヤで見られた列車たちを紹介します。

 

・臨時平日(午前)

➀1001レ

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明るい町屋で深沢板。今回の目玉のひとつ。

平日大船10:07発の1001レは、下り入庫列車として朝ラッシュを終えた時間に車庫へと帰っていきます。

この時はオリジナルの方向板を付けている5609編成(OJICOTRAIN)が充当しました。

このラッピングもいつまで続くんですかね。

 

②1008レ

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工事に入る前の赤も撮影できた。

平日江の島10:04発の1008レは、上り入庫列車として下りの1001レと同時に深沢に到着です。

黒が改造工事を終えた直後に同じく入場した5601編成(50周年記念号)も少ない機会に無事充当してくれました。

次見るときはどうなってるのか…

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入庫待ちで並ぶ2編成。

1001レと1008レはどちらも深沢に10:12到着し順に入庫します。そのため深沢板を出した2編成が入庫待ちの時間並びました。

この2本が抜けることにより日中15分ダイヤの完成です。

 

③1606レ、1609Sレ

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本格的に運用入りした黒の出庫

この2本の列車は夕ラッシュに対応するために上下共に16:43に深沢を出発でした。

板は通称「大江板」。なので写真は一枚です。

この出庫前の10時~16時半までは15分ダイヤで運行されていました。

 

④2001Sレ、2002Sレ

これは今までツイッターに毎週のようにアップしていた1S、2Sとよばれている列車で、現行の通常ダイヤだと土休日ダイヤの日のこの列車が唯一定期で走る大船発深沢行でした。

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毎週末の1sもほぼ毎日になった。

今回の臨時ダイヤでは夕方に出庫した1606レ、1609Sレを入庫するような形で平日、毎日夜にも深沢行が運行されました。

臨時平日ダイヤでは、1日に4回も深沢行が見れるということが発生し大きな盛り上がりを見せました。

 

・臨時土休日ダイヤ

①809Sレ

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この時間はどこも桁影が気になる。

土休日大船8:52発の809Sレは、下りの入庫1本目として運行されました。

 

②907レ

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入庫2本目。オキニの黄色も充当!

809Sレの間に1本江の島行きを挟み入庫2本目となる907レは大船9:07発として運行されました。

この2本の入庫により9時~終車まで終日15分の間抜きダイヤで運行されました。

あの本数でも車内は空いているように感じた、減便は意味があったと個人的には感じています。

 

・おまけ

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入庫姿。板は3パターン見られた。

明るい時間に車庫線へと入っていく列車たち。そのまま入庫、次の運用に向け板を戻したり誤乗を防ぐための回送板など個々の差を見ることができました。

 

緊急事態宣言の解除により今日(5/27)より通常の7.5分の高頻度なダイヤに戻ったモノですが、もし第2波なんか来たらまた戻るんですかね…?

こんなことは考えるのはやめて、無事に終息に向かうことを願いましょうか。

5611編成改造工事の前後比較レポート その2、3 車内編

昨日車外の変化についてまとめた5611編成ですが、今日は車内について触れていきたいと思います。

まずは箇条書きです。

 

 2.車内(乗務員室内)

・運転台回りの複数の小変化

・機器の増設

・戸閉切替SWが消滅

 

これ以外にも多くの変化がみられたので各箇所近いところとまとめて書いていきます。

 

・運転台回りの複数の小変化

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左が改造前、右が改造後です。

変化と共に取り扱いが変わっていた箇所もある運転台回りです。

右側からまず今までつまみスイッチを封印していたアクリルケースが外され代わりに金属の開閉式の蓋が取り付けられ、操作が可能な状態になっていました。

そして今回最大の変更点として運転士確認スイッチが姿を消して検知バイパススイッチというものに変わりました。これは運転士が各駅の発着時に操作していたもので、湘南モノレール特有?のものでした。しかし新しいスイッチにはカバーがかかり駅発着時の操作もなくなりました。

また無線機も従来のものとは違うものに更新されました。

 

・機器の増設

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各所新しい機器が増えた

両先頭車共に今回の改造で新しい機器が増えました。まずATS箱の上に名称不明の機器が従来の機器箱の上に少し小さな機器箱が増設されました。

これに伴って車内から遮光カーテンを閉めているときの前面展望はほぼ不可能となりました。

また何か変更があったのか、運行状況記録装置にも青いシールが貼られています。

 

・戸閉切替SWが消滅

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左が改造前、右が改造後です。画像のサイズと粗さすみません

運転台同様小変化がいくつかあった運転台横です。

最大の変更点として戸閉切替スイッチが姿を消しました。代わりに2つのランプに変わりました。駅停車中はおそらくライト下に付いたセンサーと連動して緑のホーム検知のランプがついてると思います。赤い方はまだついてるとこは確認できてません。

もう一つの変更点として車内通報器が指令にも繋がるようになったからか通報器の受話器が無線機と少し似た新しいものに更新されました。今までと違いどの号車からなのかなどはわからなそうです。

 

 3.車内(客室内)

・車内通報器の更新

・仕切り部の窓が潰れる

 

車内は今のところこのくらいしか変化点は見つかってません。

 

車内通報器の更新

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同じ5611で撮影。大きさは同じです。

車内の変化点はこれだけのようで通報器自体の配置はあまり変わってませんがスピーカーと思われるところが小さくなりもう一つ格子状のものが増え、SOSと大きく表記され視認性が増し3か国語対応の説明書きとなり外国人利用者へも配慮がされました。また各号車の番号が振られてます。

またどうやら乗務員が対応できないときは指令室へ繋がる仕様に変更されたようです。

どのようくらいで指令が代わりに出るかなどは不明です。

 

仕切り部の窓が潰れる

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左が改造前、右が改造後です。右窓に注目…

ほかと比べては小さなことにも感じますが、かぶりつきをしたいオタクには最大?の悲報です。機器箱の増設により遮光カーテンが下りているときは両先頭車共に前面展望が楽しめなくなりました、、

以上で改造工事を終えた5611編成の比較レポートを終えます。

出場から時間がかかり申し訳ございません。

しかしこのような改造をおそらく順次全編成にしていく予定のように感じますが、湘南モノレールはこの先にどんなことを考えているんですかね???

今後のモノに注目です!